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新型コロナウイルスに関する消費者意識調査【2022年9月】

新規陽性者数が減少傾向ではあるものの、いまだに高い水準です。一方で、療養期間の短縮が決定されるなど新型コロナとの付き合い方には変化が訪れています。そんな "今" 消費者の「新型コロナに対する危機感」や「外食に出る理由」はどう変化したのでしょうか?ネットリサーチを用いて調査しました。(調査期間:2022/9/1~9/4、回答数:1,070名)

今回のポイント


  1. 「新型コロナへの危機感」は先月より低下
  2. 全ての「年代」「性別」「エリア」で危機感が低下
  3. 「外食に出ようと思っていない」の回答割合は過去最低に

※一般消費者による顧客満足度調査「ミステリーショッピングリサーチ」のモニター会員へのネットリサーチ(回答数:1,070 名) 詳細>>

1.「新型コロナへの危機感」は先月より低下

消費者の「新型コロナへの危機感」は先月よりも低下しました【図1】。ただし、新規陽性者数(7日間移動平均)は減少傾向であるもののいまだに高い水準であり、過去最低となった6月調査時ほどには危機感が下がりきらない結果となりました【図2】。

【図1】新型コロナに対する危機感

図1


【図2】「新型コロナに対する危機感平均値」と「新規陽性者数7日間移動平均」

【図2】「新型コロナに対する危機感平均値」と「新規陽性者数7日間移動平均」


2.全ての「年代」「性別」「エリア」で危機感が低下

全ての「年代」「性別」「エリア」で危機感が低下しました。一方で、全体の傾向と同様に、どの層でも6月調査時の過去最低水準ほどまでには危機感が下がっておらず、いまだ一定の危機感を抱いている様子がうかがえます【図3・4・5】。


【図3】年代別・危機感

【図3】年代別の危機感

【図4】男女別・危機感

【図4】男女別の危機感

【図5】エリア別・危機感

【図5】エリア別の危機感


3.「外食に出ようと思っていない」の回答割合は過去最低に​​

消費者に外食に出る理由を聞いたところ、「非日常を楽しむため」に外食に出ると回答した割合は過去最高の42.7%となりました。「外食に出ようと思っていない」と回答した割合も過去最低の8.4%となり、危機感は下がりきってはいないものの消費者の中で"外食をまた楽しみたい"という気持ちが高まっていることが推察されます。

また、「自炊する手間を省くため」に外食に出ると回答した割合も過去最高水準となりました。"日常利用としての外食"に対するニーズも上昇傾向です【図6】。

【図6】外食に出る理由

【図6】外食に出る理由

※設問:現在、外食に出る理由として当てはまるものを選択してください。(複数選択可)

危機感は下がりきっていませんが、外食ニーズは上昇傾向が見られるなど、消費者の中で適切な危機感は持ちつつも、生活を楽しむことを我慢し過ぎない、新型コロナとの新しい付き合い方が生まれつつあることが感じられる調査結果となりました。

毎月お届けしてきた本調査ですが、「新型コロナに対する危機感」が「消費者の行動」に及ぼす影響が鈍化してきたため、今後は不定期発信となります。多くの方にご愛読いただいたこと、改めて感謝申し上げます。MS&Consulting社では店舗運営のヒントとなる基礎データを引き続き発信して参ります。皆様の一助となれば幸いです。
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◆執筆:株式会社MS&Consulting ブランディング推進部 並木彩華、監修:株式会社MS&Consulting チーフデータサイエンティスト 錦織浩志

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